就農までの道のり(その4)研修ってこんな感じ
研修を振り返って
研修ってどんなイメージですか?
研修計画があって、野菜の栽培方法を学ぶという
イメージでしょうか?
私の研修はというと、その日の作業の説明を受けて、
職員の方と一緒に農作業をしました。
農業法人でパートで働いている感じです。
休憩時間等に分からないことを質問しました。
作物の栽培方法を学ぶというよりは、
農作業における基本的な注意事項や体力をつけるための研修だったと思います。
研修で学んだ事
野菜作りや効率に夢中になると、忘れてしまいがちですが、
畑周辺の方々の迷惑になることをしないことは、
周辺の方々と調和してやっていくために大切だと教えられました。
例えば、
・道路際の除草はきちんと行う
・通行の妨げになるようなトラックの止め方をしない
といったことです。
また自身の安全管理も学びました。
・機械を動かす際は、手順を確認し集中して行う
・疲れていたり焦っていたりすると、事故につながりますので、休憩は十分にとる
といったことです。
さらに、
・真夏の外作業は早朝に行う
・ある程度の体力をつけておくこと、
・体調管理の重要性
といったことも教えてもらいました。
体力に関して、細身の私は随分心配されましたが
結果、私でも出来たので、女性でも十分可能です。
研修先によるメリット
私は農協の子会社で研修を受けたので、
研修後に農協のバックアップを受けて新規就農できました。
例えば、
・農地の斡旋
・中古機械の斡旋
・農協の園芸組合への加入
・農協を通しての出荷
が研修終了後スムーズに進みました。
そして
研修が半年くらい進んだところで、
補助金を受けるための計画書を作るため、県の農業普及課に相談に行きました。
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