就農までの道のり(その6)農地を借り、農家になる

2022年3月19日

農地を借りるための基礎知識

農業を始めるにあたって難しいのが、
農地をどうやって借りるのか
というところではないでしょうか。

農家になるためには
農業委員会の承認を得て、農地を借りなければなりません。

借りる面積の下限は5反です。
(地域によっては、特例で5反以下のところもあります。
ちなみに私が住んでいる地域は2反です。)

どうやって農地を借りるか?

借りる農地をどのように探すかということですが、
様々な相談窓口があります。

私が思いつくのは以下のものです。
・自治体(市区町村)職員に相談する。
・農協職員に相談する。
・自治体の農業委員に相談する。
・知人の土地を貸してもらう。

 

私の場合は、
研修中に就農予定地を決めて引っ越しをしたので、
引っ越し先のアパートの大家さんから
土地を借りることができました。

大家さんの知り合いの方にも声をかけていただき、
割とスムーズに最初から3反の土地を借りることができました。

 

あとは、農地法3条許可申請を農業委員会に提出して、
承認を受ければ就農したことになります。

農地法3条許可を受ける

農地法3条許可申請に必要な書類は以下のようになります。

<市役所で取得>
・申請調書
・申請書
・各筆図1/500
・案内図1/2500
・営農計画書
・誓約書
・事前チェックシート
・住民票

<税務署で取得>
・土地登記簿謄本

<自分で用意>
・写真
・土地使用賃借契約書
・住民票

 

研修終了し、申請書を記載するのと同時に
これ等を一つ一つ取得し、
ようやく許可申請の準備が完了となります。

そして、自治体の農業委員会で許可を受けて
晴れて農家になれました!

私たちは給付金を当てにしていたので
この後、受給申請を行いました。

続きは、
就農までの道のり(その7)給付金を受給する