農福連携 事例(その1)
農業で規模拡大を目指す場合、短期雇用を実施する必要があります。
私たちは、福祉事業所と業務委託契約を結び、作業をお願いしており
実際の事例をご参考までにご紹介します。
就労継続支援B型事業所との連携
- 賃金:B型の平均時給より少し高い
- 契約形態 :業務委託
- 期間: 2020.12~2021.1(お試し体験)2021.3~2022.3 週1日契約
- 作業内容 :ネギの収穫 除草 里芋の植え付け など
※事前準備時の注意点 :
- 作業を分かりやすくするよう道具を作る(作用者に作ってもらっても良い)
- サービス提供責任者と打ち合わせをする(作業内容にあった利用者さんを選ぶため)
- 作業時の注意点: 作業時はスタッフのみに指示を伝え、作業者に直接指示は出さない
実施結果
依頼しやすさ | 事前準備 | |
ネギの収穫 | 〇 | 必要 |
除草 | ◎ | 不要 |
里芋の植え付け | ◎ | 必要 |
<ネギの収穫>
・スコップでネギを掘ったり、20キロ程度に束ねたネギを運ぶなどの力仕事をやってもらえ、体力的な負担が減りました。
・事前にスタッフの方に作業内容を伝えておけば、圃場にいなくてよいので、他の作業ができました。
・作業を単純化するため、栽培技術を上げ、ある程度サイズの揃ったネギを作る必要があります。
<除草>
・コツコツと行う作業であるため、作業自体が農福連携に向いています。
・施設側も綺麗にしたという達成感を得られ、メリットがある模様です。
<里芋の植え付け>
・単純化しやすい作業だったので依頼しやすかったです。
・等間隔で里芋を置いていくため、紐にテープを張った目印を作ったので、ばらつきなく植えてもらうことができました。