就農までの道のり(その2)~研修先との面談~

2022年3月19日

研修先との初面談

市役所から、就農時に補助金を受けれる研修先を
紹介してもらった私は、さっそく連絡を取り、
面談してもらうことができました。

面談は研修先のTさんと農協のMさんで、私は恐る恐る、
「農業を始めたいんですけど、、、研修をお願いします、、」
と話を切り出しました。

Tさん「あんまり力がなさそうだけど、機械とかどうするの?でも、まあ、うちで研修するのはいいよ」
Mさん「研修はネギ、大根が中心だけど大丈夫かな?大根収穫とかやってみたい?」

大根収穫の大変さを知らなかったそのころの私は、
「はい、やってみたいです!」
と張り切って答えてしまいました。
(雨の日の大根収穫、めちゃくちゃ大変でした)

Tさん「大根は水を使って洗わないといけないから、子供がいるならネギの方がやりやすいかもね。農協のネギ皮むきセンターに出荷することもできるし」

「小さい子がいて本当にできる?」と聞かれる不安もあり、子供がいることへの配慮はうれしかったです。

又、期間中は時給1200円で働く方法もありましたが、
・週3~4日しか働けない
・夏休みは長期に休まなければならない
ことを伝えると、
「じゃあ無給で来たいときだけ来る方が気楽で良いよね」
と言われたので、その条件でお願いしました。


ちょうどネギの皮むきセンターが多忙な時で、研修先から
「研修を始めるのは面談から2か月後くらいからにしてほしい」と言われました。

面談後に確認・考えたこと

週3~4日の研修期間について市役所に確認すると、
「研修先が受け入れてくれるなら、市役所の補助金の要件内なので大丈夫」
と言われ安心しました。
(週の半分以上で1年以上研修に行けば良いとのことでした)

毎日見て流れを覚えることが最善なのでしょうが、
家事育児と両立させるためには、毎日フルタイムでは体力が持ちません。

又、面談時にネギの皮むきセンターの存在を知り、
ネギを中心にやっていこうとの決意が強まりました。
(実際にこの選択は正解でした。ネギは皮むきに時間が掛かりますが、そこを専門的に行ってもらえるのは大変ありがたいです。)

 

研修開始までの時間をもったいないと思った私は、
勉強のため皮むきセンターでのバイトを希望し、
少しだけシフトに入れてもらえました。

続きは就農までの道のり(その3)