就農とは
特にノウハウもお金もないのであれば、失敗を回避する
ため雇用就農を選びましょう。
雇用先で独立後の具体的な計画を立て、そこで志を
同じくする同志や伴侶を得ることができれば
独立就農への道は大きく開けてきます。
農業界のどの分野を選択するか
ポイント
生産(一次)、加工(二次)、販売(三次)と
それらを掛け合わせた六次化と
広い範囲の中から進む方向性を決めるのが良いです。
農業界の大枠を理解するために、政府の統計分類を
確認するのも良いと思います。
加工(二次)は設備投資が必要なため、新規独立就農時
には選択対象外となるのではないでしょうか。
ただ、一般的にイメージしやすい生産(一次)だけで
なく販売(三次)、農業サービスという選択肢がある
ことはお伝えしたいです。
私たちは、自然を感じながら働きたい為、且つ
就農するまでのハードルが低そうな"生産"を選択しました。
どこで就農するか
ポイント
田舎、都市近郊、都会の内、どこで就農したいか?を検討しましょう。
当然、田舎の方が耕作地は確保しやすいですが、
消費地である都会までの運送料金、距離が
問題となります。
都会はその逆で、農産物を販売しやすいですが、
耕作地は確保しにくくなります。
私たちは、自然を感じながら働きたいですが、
販売しやすさや運送料金を考慮し、
都市近郊で就農することにしました。
非農家から最短で農家になるためには
最も確実なのは、農業学校に入校することでしょう。
しかし、農業界で行いたいことが決まっている場合は、
雇用就農の項でお話ししたとおり
農業生産法人等の法人に就職、バイトするのが早いです。
最短期間目安は以下の通りです。
・就農方針検討:3か月
・就農予定地検討・引っ越し、農業学校、研修先法人選定:3か月
・学校入校、法人就職:1年
実績を積み、就農予定地の自治体から農地法3条許可が
下りることで、"就農"となります。
ただ、上記は
・農業収入が安定するまでの期間の生活費の確保
・就農予定地の確保
・農業機械、資材の購入/確保
を考慮しておりません。
この辺りは、次の
就農準備 計画立案、実行
でお伝えいたします。
就農するまでの概要は以上となります。